VPN(仮想プライベートネットワーク)は、ネット上のさまざまな脅威から個人情報や自分自身を守るのに効果的な手段ですが、Wi-Fiネットワークへの接続、特定のウェブサイトへのアクセス、VPNが制限されている国にいる場合など、VPNを無効にする必要がある場合があるでしょう。この記事では、さまざまなデバイスでVPNをオフにする方法を紹介します。 目次 VPN接続はオフにするべきか? iPhone(iOS)でVPNをオフ(無効)にする方法 macOSでVPNをオフ(無効)にする方法 AndroidでVPNをオフ(無効)にする方法 Windows 11, 10 (およびその他のバージョン) で VPN をオフ(無効)にする方法 ブラウザ上でVPNをオフ(無効)にする方法 Linux上でVPNをオフ(無効)にする方法 ルーター上でVPNをオフ(無効)にする方法 VPNをオフにできない場合の対処方法 VPNをオフにするとインターネット接続が完全に切れてしまう理由 VPNを無効(オフ)にするための代替手段 VPN接続はオフにするべきか? VPNとは、仮想プライベートネットワークの略称です。iPhoneをはじめとする各デバイスでオンライン上での安全性を保つためにVPNを常時接続することが推奨されていますが、以下のようないくつかのケースでは、VPNをオフ(解除)にする場合もあります。 初めてインターネット接続を設定する場合 ネットワーク上のトラブルを解決する場合 VPN接続をブロックする特定のウェブサイトやサービスへアクセスする場合 中国やロシア、ベラルーシ、イラク、北朝鮮など、VPNが禁止されている国へ渡航する場合 ただし、注意点としては一度デバイス上VPN接続をオフに設定してしまうと、仮にVPNが必要な場面でもVPN接続がオフであることを忘れて機密性の高いIDやパスワードなどを入力してしまう可能性があり、そうなるとサイバー攻撃を受けてしまい、個人情報が流出するなどを被害に遭う可能性が高くなってしまいます。 したがって、たまにVPN接続をオフにするべき場合もありますが、基本的には常時VPNに接続することを忘れてはいけません。そして、VPNアプリを使用することで、簡単にオン・オフする切り替えることができます。 iPhone(iOS)でVPNをオフ(無効)にする方法 iPhoneとiPad などiOSデバイスでは、VPNアプリまたはiOSの設定からVPN接続を直接オフ(無効)にすることができます。以下では、iPhoneでVPNを使用する際にオフにする方法を紹介します。 Phoneの「設定」から「一般」を選択します。 VPNとデバイス管理」を選択します。 接続をオフ(またはオン)にしたい接続済のVPNを選択します。 VPN接続の状況をクリックし、オフ(またはオン)にします。 VPNのステータスが「未接続」と表記されれば、VPN解除されています。 macOSでVPNをオフ(無効)にする方法 macOSでは、VPNアプリまたはmacOSのネットワーク設定からVPN接続を直接オフ(無効)にすることができます。ここではmacOS上でVPNをオフにする方法を紹介します。 「システム環境設定」から「ネットワーク」に進みます。 左側のパネルから「VPN接続」を選択します。 切断」をクリックします。 これでmacOSでVPNをオフすることができました。 AndroidでVPNをオフ(無効)にする方法 AndroidデバイスでVPNをオン・オフするには、VPNアプリから直接操作をする、もしくはAndroidデバイスのVPN設定でオフにすることができます。AndroidデバイスでVPNをオフにする方法は以下の通りです。 「設定」から「接続」または「ネットワーク」を選択します。 「VPN」を選択します。 VPNの接続状態ををオフに切り替えると色が灰色になるので、これで完了となります。 Windows 11, 10 (およびその他のバージョン) で VPN をオフ(無効)にする方法 WindowsのパソコンなどでVPNをオフするには、非常に簡単でほんの数秒もかかりません。VPNをオフにする方法はそれぞれのバージョンによって異なる場合がありますが、基本的にはどれも同じです。ここではWindows 11とWindows…
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